テレビで1年間に何本ものアニメが放送されたり、毎月のように新作のゲームソフトが発売されたりする昨今では、声優という職業が活躍する場も広がっています。
アニメやゲームが好きで将来声優になりたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、声優になるためには必須とも言える「ボイストレーニングのやり方」について紹介します。
目次
個人で簡単にできるボイストレーニングとは
個人でできるボイストレーニングではどれくらいの効果が期待できるのか
ボイストレーニングとは、その名の通り「発声訓練」のことです。
ボイストレーニングというと専門の講師のもとで受けるレッスンのことを思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかしその基本は声を出すことであり、発声は自分一人だけでもできますので、個人で行っても一定の効果が見込めます。
具体的なボイストレーニング方法(個人)と効果的にやる方法
一口にボイストレーニングと言っても目的や方法は複数あります。その一つが、腹部に空気をためてから吐き出す「腹式呼吸」と呼ばれる呼吸法です。
腹式呼吸を行うことによって、大きな声でセリフを話せるようになります。
具体的には「仰向けに寝転んだ状態で鼻から息を吸いお腹を膨らませた後、口から息を吐きお腹をへこますことを繰り返す」などのトレーニング方法があります。
また、当然のことながら声優にはセリフを聞き取りやすいようにしゃべることも求められますので、滑舌を良くするためのボイストレーニングも大切です。
滑舌を良くするためには早口言葉が有効です。「生麦生米生卵」「隣の客はよく柿食う客だ」といった定番の早口言葉を繰り返すだけでも、滑舌の良さは向上するでしょう。
どちらのトレーニングも何のために行うのかを意識すると、より効果的なものになるはずです。
事前準備や準備運動、姿勢・発声などの実技に関する注意点
ボイストレーニングを行う際の事前準備・準備運動として、ストレッチが重要になってきます。
首や顔の筋肉をリラックスさせることはボイストレーニングにおいては欠かせません。
首を左右に動かしたり顔の筋肉を手でマッサージしたりすると、その後のトレーニングの効果を高められます。さらに身体全体の準備体操も行うとなお良いでしょう。
ボイストレーニングを行う時には、できるだけ背筋を伸ばした姿勢で行うことも大切です。
猫背のような悪い姿勢だと腹部に負担がかかり十分な声量を確保できないからです。
また発声する際には、少なくとも「大きな声を出す」「はっきりとしゃべる」の2点に留意することが望ましいです。
声優の現場で求められるしゃべり方をトレーニングの段階から意識して行うようにしましょう。
ボイストレーニングのコツ・効果・アイテム
ボイストレーニングをする際のコツは、休憩をはさんだり喉への負担を避けたりすることなどです。
長時間の練習を続けるよりも毎日15分程度のトレーニングを継続する方が負担が少ないので、疲れている時に無理してトレーニングを行うことはやめましょう。
また、毎日ボイストレーニングを続ければ、しゃべること自体に慣れるといった効果も実感できるはずです。
現在、ボイストレーニングに利用できる様々なアイテムが販売されています。ただし必須と言えるほどのアイテムはないので、各自の状況に応じて使用すると良いでしょう。
ボイススクールに通う効果とは
ボイス
ボイススクールに通うメリット
ボイストレーニングを行う場合、専門的なスクールに通うという選択肢もあります。
独学では難しい専門的な指導を受けられることが大きなメリットです。
個人でのトレーニングと何が違うか
ボイススクールのボイストレーニングと個人で行うボイストレーニングとでは決定的に違いが生まれます。
スクールでトレーニングする3つのメリット
- カリキュラムが充実している。
- 講師がいて正しい発声方法を教えてもらえる。
- 同じくトレーニングする仲間がいてモチベーションをもらえる。
スクールの方が優れた環境でトレーニングできるのです。
ボイススクールで効果が実感できるまでにはどのくらいの期間が必要か
ボイススクールに通い始めてからその効果を実感できるようになるまでの期間は、正直なところ人それぞれです。
ボイストレーニングを全く行ったことがない人は、通い始めてから一週間で上達したと感じるかもしれません。
逆にある程度ボイストレーニングを行ってきた人は元々のスキルがあるので、さらなる上達を実感するにはそれより時間がかかることも考えられます。
通った後どうなれるか
声優という職業は実力主義なので、ボイススクールに通ったからといって将来が保証されるわけではありません。
しかし、声に関するより専門的なスキルや講師や、同じく声優を目指す仲間との繋がりを得ることはできるでしょう。
個人練習かスクールに通うべきか
個人とスクールの比較をすると両方にメリットがあることがわかります。
どちらに通うべきかは各自の状況によっても変わってくるでしょう。
個人でトレーニングするメリット
個人でボイストレーニングをするメリットは料金がかからないことです。
また、自分の好きな時間にできることもメリットだと言えるでしょう。
スクールを利用するメリット
個人トレーニングとは違い他の人がいる所でトレーニングをするため、客観的な評価を受けられます。
さらに、講師に改善すべき点などを自分から相談することもできます。
まとめ
声優を目指すにはボイストレーニングは重要です。
声優を目指すならば、滑舌を良くしたり大きな声で話したりするためのボイストレーニングが必須です。
ボイストレーニングは個人もスクールもそれぞれのメリットがありますので、自分の状況をよく考えた上で、具体的にどちらの方法を選ぶかを検討すると良いでしょう。
その上で、スクールでボイストレーニングを検討する方は「日ナレ」がおススメです。
声優志望者が知っておきたい日ナレとは?
私たちの生活において声優の声を耳にする機会は毎日のように存在しています。 現在では声優の地位はかつてに比べて飛躍的に向上しており、人気声優になると多くのファンが付くなど俳優や女優並みの扱いを受けること ...